ブラックリストとは?
実は、金融業界でブラックリストというリストのようなものは存在しません
ではブラックリストとはいったい何を表しているのか?
ブラックリストは個人の情報
個人がクレジットカードや何らかのローンを申込みした場合、その情報は顧客情報として「個人信用情報機関」というところに登録されます
そこには、その申込みが通ったのか通らなかったのか、通ったのであれば、その後の返済状況や完済したのかなどの情報全てが登録されます
その情報内で、ある一定期間返済が滞っていたり、返済がストップしていると金融事故という(異動情報、延滞情報、ネガティブ情報などとも言われる)情報が登録されてしまいます
この情報が「ブラックリスト」と呼ばれているのです
なので、実際にはブラックリストというものは存在しませんが、「ブラックリストに載っている」という表現で使われています
もちろん「個人信用情報機関」の情報は1度載ってしまったらそのままではなく、ある程度の期間で消えます
信用情報の保有期間
申込情報 | 照会日より6カ月間 |
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クレジット情報 | 契約期間中および契約終了後5年以内 |
利用記録 | 照会日より6カ月間 |
もし「自分は金融事故登録されているのではないのか?」と思うのであれば、何年間か我慢して情報をキレイにすることをおすすめします
ブラックリストに載っている?そうお思いの方でお金が必要な方はこちら
まとめ
ブラックリストというリストは存在しませんが、表現的にはブラックリストに載っているというのは正しいのかもしれません
一度ブラックリスト(個人信用情報機関での事故情報)に載ってしまうと、完済してから5年間はブラックリストに載ったままということになります
最近ではスマートフォンを割賦契約で購入することが多く、若者がブラックリストに載ってしまうという事をよく聞きます
クレジットカードを申込むよりも簡単に契約できてしまうというのが、メリットでもありデメリットでもあります
皆様、お金に関する契約は慎重に行なってください